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【ジグソーパズルのコツ】ジグソーパズルを初めて買い、箱を開けてみて、あまりのピースの多さに呆然と立ちすくんでしまった方へ送るエール

日本で初めてジグソーパズルを製造販売してから、かれこれ半世紀が経とうとしていますが、商品を毎日のように送り出している私たちはジグソーパズルを買ってくれた方々は"2個目を買ってくれるかな?"といつも心配しています。
その為、せっかく買ってもらったのなら、ぜひ完成させて欲しいと強く思っています。そうしないと2個目を買ってもらえませんから。

早速ですが、まずジグソーパズルの"ピース"の特性を理解してもらいたいと思います。

"ピース"の特性

基本的なピース形状は"キ型"と呼ばれるもので、カタカナの"キ"に似ていることから、誰かがその様に言い始めました。(発端は不明)

ピースの形を観察してみよう

ピースは、横向き、縦向きで交互に組み合わさっていく感じです。

基本ピースと変形ピースの違い

これは横向きに付きそうだ、これは縦向きにつきそうだと予想していき、それぞれを仕分けしておくと総当たり戦(空とか海とか夜空とか1色に見える地獄のようなゾーンでの戦略)の時に役に立ちます。

キ型ピース/変形ピース

キ型&変形ピース

これが変形ピース

変形ピースの例

変形ピースが多いと難易度が下がると言われています。
それは、キ型での縦横の繰り返しはピースの差異が解り難く、パッと見た感じでは慣れた方でも認識は難しく、そこに変形ピースが入ると変化が生まれ、ピースの組み合わせヒントが増えることになる為です。

外枠"ピース"を探す

まず、よく言われるのが外枠から作るということですが、急がば回れということわざがあるように、はやる気持ちを抑えながら外枠から作っていった方が圧倒的に早いです。

直線があるピース(枠ピース)

ピースに直線があるものを探し出すだけですから、簡単ですし、ピース全体も同時に確認出来るので、非常に良いファーストステップだと思います。

組む時はフレームを活用

フレームの台紙
台紙の上でジグソーパズル

自分にプレッシャーを与え、出来なかった時の言い訳を考えないようにするためにも、ジグソーパズルと一緒に完成後飾るためのフレーム(枠)をご購入されることをおススメします。実はそのフレームの台紙の上でジグソーパズルを組み始めると、その途中で台紙ごと移動も出来ますし、完成後に飾るのも簡単になります。ぜひ、ジグソーパズルご購入の際はフレーム同時購入をご検討ください。

外枠から作る

外枠部分から先に作ろう

外枠から作るといっても、絵柄からのヒントは少ないと思われる部分なので"ピース"の特性を思い出して、縦向き横向きなどのピースの向きを見ながら交互に組んでいきましょう。変形ピースもあるので焦らずゆっくり完成させましょう。合っていると思っても違和感がある場合は組み違っている場合がありますのでご注意ください。

外枠ピースの数

外枠を作る時に困るのが短辺は何ピース?長辺は何ピース?なのかわからないところです。
しかしながら、やのまんのジグソーパズルの箱横にあるピース数やサイズなどの情報をまとめたところに短辺、長辺のピース数が記載されています。例えば、このジグソーパズルだと、

ジグソーパズル箱横の情報

"短辺15×長辺20ピース"と記載されています。
これは、短辺を数えると15ピース、長辺を数えると20ピースという意味で、
枠ピース全部は66ピース
短辺:(15-2)+短辺:(15-2)+長辺:(20-2)+長辺:(20-2)+角:4 となります。
4つの角にあるピースが被る為、上記のような計算イメージとなります。

"ピース"の仕分け

色合いでピースを仕分け

ピースの色味を見て、何となくグループ分けをしてみてください。
これは建物かな?これは動物の顔?など箱の見本をみながら検討をつけて仕分けをしていってください。

箱の写真は大きなヒント

空や海など苦戦しそうな部分は同時に"ピース形状"でも分けておくと後から助かります。

"宇宙パズル"にも挑戦

この宇宙パズルは絵柄が真っ白な為、"ピース形状"しかヒントがありません。これが出来るようになったらどんなジグソーパズルも"どんとこい!"となりますね。
"宇宙パズル"に関しては以下にも記事がありますので、よければご購読ください。


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